美容歴ベテラン講師から学ぶメイク術人気の綺麗な眉の正しい書き方を学びます!
ポイントメイクの中で、最も重要なスキルは「眉の描き方」と言っても過言ではないと思います。
メイクの中で綺麗な形の眉が欠けた時はメイクが決まった!ような気持になりますよね。
「毎日のメイクで眉はどのように描いていますか?」と一般の方に質問をすると、
「なんとなく描いていました。」
「特に何も考えず、こんな感じかなって描いてました。」
「眉毛のあるところにパウダーをのせてただけです。」などの回答が多いです。
自分の眉でさえ左右同じように綺麗に描くのは難しいですが、他人の顔に眉を描くとなるとさらにハードルは上がります。
メイクアップアーティスト養成コースでは、基本編として、顔骨格に沿ったバランスの良い眉の形とその描き方を学びます。
顔のゴールデンプロポーション(黄金比)があるように
『眉の黄金比』があります。
*眉頭と眉尻が平行
*眉頭は目頭の真上またはやや内側 (小鼻のふくらみの延長上)
*眉山は黒目の外側の延長上から目尻の間 (眉全体の2/3くらい)
*眉尻は小鼻と目尻の延長上
このような形が理想とされています。
また、一般的な自然な眉の描き方のポイントは、
眉山から眉尻の比較的毛量の少ない部分はペンシルタイプで描き、
眉頭から眉山の比較的毛量の多い部分はパウダータイプを使用します。
最近では、幅の広いアイブロウブラシや眉マスカラなども販売されていますので、
眉の毛量や太さに合わせてアイテムやブラシを選びます。
左右対称の綺麗な眉を描くルールメイク初心者でも簡単に左右同じ形の眉を描くプロのコツ!
みなさんは、普段眉をどのように描きますか?
例えば、右の眉を仕上げてから左の眉を描きますか?
それとも、左右少しずつ同じように描いていきますか?
左右同じ形の眉を描くプロのコツは後者です!
たしかに、片方の眉を描いていて、
『今日は上手く描けた!もう片方にも同じ形を描こう!』と思っても
なかなか同じ形・左右対称に描くのは難しいですよね。
左右対称に同じ形の眉を描くプロのコツは
まず、左右交互に眉頭・眉山・眉尻の各ポイント位置を決めます。
①右の眉頭を決めて点を描く。
②左の眉頭を決めて点を描く。
③右の眉山を決めて点を描く。
④左の眉山を決めて点を描く。
⑤右の眉尻を決めて点を描く。
⑥左の眉尻を決めて点を描く。
左右交互にそれぞれの3つの点を線でつなげて結びます。
⑦右の眉頭の点と右の眉山の点を線で結ぶ。
⑧左の眉頭の点と右の眉山の点を線で結ぶ。
⑨右の眉山の点と右の眉尻の点を線で結ぶ。
⑩左の眉山の点と右の眉尻の点を線で結ぶ。
このように左右交互にしてください。毛量の少ない所はペンシルで、
毛量の多い所はパウダーをブラシでのせます。
左右同じ動作をすることで、同じ形を綺麗に描くことが出来ます。
慣れたら、ポイント位置の点を描かずに、線を結ぶだけで描けるようになります。すスクールでは、モデルの眉毛の状況に応じた描き方を学びます。
左右交互に眉頭・眉山・眉尻の各ポイント位置を決める
左右交互に各ポイントをつなげる
ペンシル・パウダー・マスカラなど適切なアイテムを選んでください
イメージは「眉」で変えられる直線・曲線・短め・長めなど「眉」でイメージを変えられます
見た目の顔の印象は、顔の形だけではありません。
実は、眉(アイブロウ)の形が印象を操作しているのです。
顔骨格に沿った眉のゴールデンプロポーションを描くのは基本的なスキルですが、眉の形でイメージを変えるスキルは応用編です。
お客様のなりたいメイクには必ずイメージが伴います。
眉の長さからくる印象
短めの眉は幼い印象、長めの眉は大人っぽい印象です。
形からくる印象
直線的な眉はシャープ・ハード、曲線的な眉は可愛らしい・上品な印象です。
これらを組み合わせで考えると、
太め・短め・直線の眉は、さわやか・親しみやすい・若々しい印象。
太め・短め・曲線の眉は、可愛い・女の子らしい・若々しい印象。
細め・長め・直線の眉は、シャープ・洗練された・大人っぽい印象。
細め・長め・曲線の眉は、華やか・上品・ソフトな印象。
眉の形を変える事でイメージを変えられます。さらにイメージ演出に重要な色を選択します。
長さ + 形 + 色 = イメージ演出
という式が完成します!
眉のイエベカラーパーソナルカラーに沿ったアイブロウカラー
パーソナルカラーがイエローベースの場合は、黄みのある色がお似合いです。
ブラウン系なら、やや黄みを感じるオレンジ気味のブラウンがおすすめです。
メイクの濃さに合わせてアイブロウカラーの濃淡も調整します。
眉のブルベカラーパーソナルカラーがブルーベースのアイブロウカラー
パーソナルカラーがブルーベースの場合は、青みのある色がお似合いです。
ブラウン系なら、ピンクブラウンやパープルを感じるブラウンがおすすめです。
赤みのあるブラウンや、ピンクみのあるブラウンです。
メイクの濃さに合わせてアイブロウカラーの濃淡も調整します。
このイメージコンサルティングコラムを書いた人
グランドカラー副代表・関西一面白い美容家伊藤 静香
経歴・資格
●新パーソナルカラー協会エキスパート
●JBMAメイクアップ検定エキスパート
●専門学校外部講師
●日本化粧品検定1級
●JIA骨格診断士
●JAAMP骨格診断セラピスト
●全情協パソコンインストラクター
◎鍼灸師
◎エステティシャン
◎着物着付け認定講師
他
メッセージ
楽しくわかりやすくわかるまで丁寧に指導させていただいています。長年の講師歴から共に学ぶスタンスを心がけています。
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